セレモニーピアニストの日々

片山健太郎

ウイスキー 食と嗜好品

2021年に飲んだウイスキーで印象的だったもの3選

投稿日:2021年12月30日

今年飲んだウイスキーの中で個人的に印象的だったものを3本(3杯?)選んでみます。

<1> グレンモーレンジィ18年

GLENMORANGIE AGED 18 YEARS


初めて買った「高っけえウイスキー」だったこともありますが、ボトルを空にした後も、「ああ、また飲みたいなあ」と思い出させてくれるボトルでもありました。マンゴーやパパイヤを生ではなく、シロップ漬けして頂くような、ねっとりした濃密な甘み、また機会があったら是非とも購入したいボトルです。アルコール43度

<2> ブラックアダーロウカスク、グレンロセス2002 (13年)

BLACKADDER RAW CASK GLENROTHES 2002 13YEARS


30mlの試し飲みでした。自分にとって初の「ボトラーズもの」。パンをそのままウイスキーにしたような、麦の感触がなんとも言えず、なんだか手品を見せられているような不思議な体験でした。ウイスキーを覚えたての時に「タリスカー10年」を飲んで受けた衝撃、それが今再び起こった、そんな感じです。もう終売していて買えないんだよなあ。アルコール55.7度

<3> タリスカーディスティラーズエディション2020 (10年)

TALISKER DISTILLERS EDITION 2020


仙台のバー(L'essential Bar)にてお勧めで出していただいた中の一つ。オフィシャルボトルの中の限定品と言う位置づけ。圧倒的なシェリー感が漂い、タリスカー独特の潮気がほんの少し感じられる、素晴らしい美酒でした。これも帰ってからネット検索してみましたが、他の年度はぼちぼち販売されているものの、2020年バージョンだけは見つけられませんでした。よほど好評だったのでしょう。アルコール45.8度

番外 アードベッグウーガダール

ARDBEG UIGEADAIL


最後に番外編。こちらは家内激推しの1本でした。がっつりとしたピート感とシェリー樽感との強烈なマリアージュは、私のようなバカ舌でもはっきり分かる、恐ろしい程の完成度の高さ。世間での高評価も頷けます。にも拘わらず3選の中に入れなかったのは、私自身ピートのきついウイスキーがそれほど好みではないから、と言う事に尽きます。嗜好品ですから、最後は個人の好みで選ばせてくださいね。アルコール54.2度

来年もまた素敵なウイスキーとの出会いを期待したいと思います。

そうそう、ちょうど1ヶ月前にニッカウヰスキー仙台工場、いわゆる「宮城狭蒸留所」を見学し、蒸留所限定ボトルを購入しました。正月休みに満を持して開栓しようと思っています。そういえば昨年正月に開栓したのは「竹鶴NV」(旧ラベル)、そして今年旅行したのは、竹原市(広島県、竹鶴正孝の生誕地)と仙台市。ニッカばかり追いかけている気がしています。

    

※2022.1.12関連記事「2021年に飲んだコスパの良いウイスキー3選」をアップしました。どうぞ併せてお読みください。

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