セレモニーピアニストの日々

片山健太郎

イベント告知 雑記

ビートルズを演る事にした理由

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ポール・マッカートニーが昨年に引き続き来日公演を行うそうですね。もう既に何度も来日を重ねておりますが、ここ名古屋へ来られるのは初めてとの事で、名古屋のファンはどんな反応をなさっているんでしょうか?(私はぼっちなので、世間の動きが全然分かりません・笑)

さて、今週末に私が刈谷のバードランドで行うライブも、ビートルズのナンバーを多く取り上げます。決してポールの来日公演にあやかった訳ではありませんよ。きっかけは私がそれを知るはるか前、春のバードランドライブでの、お客様からの一言でした。

「ライブハウスやバーでビートルズを聴く機会はすごく多いけど、みんな演る曲が一緒で飽きるんだよね。」

それじゃあ!と言う事で、今回私が取り上げる予定のビートルズナンバーには、以下の縛りを設けました。

・英国でシングルA面(両A面含む)になっていない曲
・ベスト盤(赤盤/青盤/ザ・ビートルズ1)に収録されていない曲

ビートルズのオリジナルアレンジに近い形で演奏するものから、私なりのアレンジを加えたものまで、8曲ほど取り上げる予定です。

私の両親がちょうどビートルズ世代なので、その影響で私もビートルズの存在は幼少より知っていました。でも、本格的に聴くようになったのは、中学の同級生の勧めがあってからの事です。もちろんCDなんて、当時はおいそれと買えませんでしたから、専らFM放送のエアチェックを熱心に聞いていた記憶があります。

リアルタイムではないけれど、青春の1ページを確実に埋めてくれたビートルズと言う存在は、大人になり、音楽活動を始めてからと言うもの、かえってしっかりと向き合った経験がありません。演奏機会は多いのに、です。今回、取り上げるにあたり、ほぼ全ての公式発表曲をチェックし直し、熟考に熟考を重ねて、8曲を選び出しました。


そのうちの1曲、「I've Just Seen A Face(夢の人)」。アルバム「Help!(4人はアイドル)」に収録。ビートルズファンなら一度は受ける質問「ジョン(・レノン)派かポール(・マッカートニー)派か?」の問いに、私は「ポール派」だと答えるでしょうが、そんなポール主導のビートルズ・ナンバーの中でも、アコギ中心の脱力系のナンバーは特別好きなもののひとつです。「For No One」「Rocky Raccoon」「Two Of Us」などなど。この「脱力系」だけで、ひとつ特集を組みたいぐらいです。


うってかわってジョン主導のナンバー、「I Want You」。実質的なラスト・アルバム「Abbey Road」に収録。この曲を初めて聞いた時は、何とも言えない恐怖感に包まれて、耳から離れなかった記憶があります。こんなのビートルズじゃない!って子供心に本気で思ったものでした。決して手放しで「好き!」とは言えないナンバーですが、私にとって思い出深い曲という事で、取り上げる予定です。

もちろん、ビートルズナンバーだけでなく、オリジナル曲も多数取り上げます。初めて歌詞を乗せて紹介する新曲もございます。是非とも、この週末は、刈谷市のバードランドに足をお運びください!

片山健太郎トリオライブ

日時:10月14日(日) 20時00分開演 (22時頃終演予定)
場所:MUSIC CAFE BIRDLAND (バードランド)
料金:無料チャージカンパ制
出演:三祢沢信(ドラム)、戸田裕久(ベース)、片山健太郎(ピアノ、ボーカル)

関連URL:http://birdland.music.coocan.jp

MUSIC CAFE BIRDLAND (バードランド)
住所:愛知県刈谷市築地町2-23-8
電話:0566-22-8210

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