セレモニーピアニストの日々

片山健太郎

雑記

政治ネタなので不快な方は閲覧なさらぬよう!(安倍元首相についての独り言です)

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先日の参議院選挙や、安倍元首相の痛ましい死など、ここ1週間、政治の話題には事欠かない印象がありました。私自身も、安倍元首相の暗殺に、非常にショックを受けた一人でして、悲痛な気持ちを抱えて、ここ数日間を過ごしておりました。

率直に申し上げると、好きか嫌いかで言えば、安倍元首相は、好きな政治家さんでありました。まあ、この一文を書いただけで、私のブログを見てくださる人の半分くらいは、離れていきそうな予感がしておりますが。

若いころは、特に政治に興味があったわけでもないし、2009年の衆議院選挙では、ご多分に漏れず、世間の空気に流されて民主党に投票した一人です。第二次安倍政権が生まれ、一部界隈から安倍政権に対しての猛バッシングが始まった頃に、私はようやく既存マスメディア(以下「メディア」と記載)の報道に疑問を持ち始め、インターネットを通じて、メディアに歪められた情報を私は事実として認識していた事を、遅ればせながら知る事になったのでした。

メディアからは、森友加計問題を始めとして、悪代官の親玉のように語られることの多かった安倍さんですが、私は、インターネットの情報を通じて、東日本大震災の際の懸命な支援活動であったり、海外訪問の際に現地で受ける大歓迎のセレモニーであったりを知る事が出来ましたので、その両者の情報の乖離に驚くと共に、メディアの報道意図であったり、背後につながる団体との関係性などを、おぼろげながら知るきっかけにもなりました。安倍内閣の下で、私自身が政治に対する見方考え方を変えることが出来たのだと思っています。

実は私の周囲で、安倍さん支持という方を見かけることが全くなく、そんな事もあって、私は政治のネタをこれまで徹底的に避けてきました。愛知県が元々民主党王国だったこともありますが、それだけでなく、ミュージシャン、アーティスト界隈って、ことごとく左寄りの方が多いのです。知り合いに元中核派と言う方がいて、むしろその方の方が政治に関してリアリスティックな見方をされていたのが、皮肉に思えるほど。私の周囲で聞くに堪えないアベ批判を繰り広げた知り合いはおりましたが、その逆は一切お目にかからない。仮にいたとしても、多分私と同じで黙っていたんでしょうね。政治ネタに関わりさえしなければ「善い人(私にとって)」もたくさんおりますので、ツラいところではありました。

「アベノミクス」によって僅かではありますが、経済は上昇基調となり、雇用率は改善し、優れた外交手腕によって、数多くの国々との親交を深めた一方、憲法改正や拉致問題などは、道半ばにして潰えてしまいました。現在残された岸田政権が、これを引き継いでゆくとおっしゃっていますので、私も状況を見守りながら、国民の一人としてしっかりコミットしてゆきたいと考えています。

そういえば、安倍さんのご葬儀の中で、ご本人の演奏する「花は咲く」の映像が繰り返し流されていたそうですね。ご参列の方はどのような思いで、この映像を見られていたのでしょう?そしてお別れ会には「献奏」が入るのかな?職業柄、そちらの方も少々気にはなっております(笑)

改めて、安倍元首相の生前のご功績に感謝申し上げるとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。

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