先日、名古屋マリオットアソシアホテルで開催された、お別れの会に演奏を献じてまいりました。
もともと、ご遺族様からは通常のクラシック編成(ピアノ/バイオリン/チェロ)による演奏をご依頼されていたのですが、故人様がベースを嗜み、バンドを組んで度々ライブをなさるほど思い入れがあった、との事でしたので、せっかくならばと、私から、ジャズトリオ編成(ピアノ/ギター/ベース)での演奏をご提案差し上げ、結果この編成で演奏をすることとなりました。
昨今のコロナ禍の影響で、お別れの会の施行自体が、非常に少なくなっております。この日も、ホールの中にゆかりの方が一同会し、式典を行うといった、本来あるべきセレモニーは行われず、開催期間中に参列者が密を避け、自由献花を行って帰ってゆく、変則的な形でのお別れ会でした。世の中の事情で仕方ないとは言え、非常に寂しい事と感じます。
故人様にゆかりのある、いくつかの曲を献上いたしました。ご遺族様の許可を得、その一部を公開いたします。
青い影
ダンス・ウィズ・ミー
supernova
今回演奏をしてくださったのは、ギターの大城直人さん、ベースの吉田大将さん。お二人とも、お別れ会での演奏は初めてとの事でしたが、限られたリハーサル時間の中で、演奏の意図をすぐに汲み取ってもらい、場にふさわしい雰囲気でプレイしています。
ご遺族様にも、施行を担当した西田葬儀社さまにも喜んでいただけた、との事で、胸をなでおろしております。
これからも、故人様とゆかりの方の心をつなげるための演奏に、誠心誠意取り組んでまいります。