セレモニーピアニストの日々

片山健太郎

雑記

50cc原付スクーターの事でも書いていくか・・・【ホンダ ダンク(DUNK) インプレ】

投稿日:2023年12月17日

以前の記事で、原付スクーターを購入した云々、と言う事を書いたことがあるのですが、この度、買い替えを機に、そのスクーターを手離したので、そのバイクの事でも書いていこうかな、と思います。

ちなみに、購入したのは、このバイクでした。

ホンダ ダンク(DUNK)


ホンダが2014年に発表したオールニューのスクーター。以来10年の長きにわたり、モデルチェンジなしに販売され、恐らくそのままフェイドアウトされるであろうモデル。割と50ccの理想主義を掲げて開発されたようで、他の50ccスクーターより価格が高い。

私が購入したのは2023年5月に新車として。色はパールディープマットグレーを選びました。

このスクーターの良いところは、何よりも乗車姿勢、ライディングポジションの自由さです。他の50cc現行モデルではできない、「足を前に投げ出す」乗車姿勢が取れる。ちょっとしたビッグスクーター気分を味わえるのが、最大の美点だと思います。そのほか

・深く大きいメットイン
・フラットなシート形状
・足元スペースの広さ
・前輪を中心とした剛性の高さ

など、同じホンダの50ccスクーター「タクト」や「ジョルノ」とは一線を画すクオリティの高さを誇っています。

その他

・シガーソケット内蔵
・メーターに燃料残量計、時計表示
・丈夫で使い勝手の良いコンビニフック
・スマホホルダーなどのアクセサリーが直付けできるバーハンドル

このあたりも素敵すぎますね。シガーソケットや時計機能は、原付二種でもついていないモデルが多い。ちなみに、タクトもジョルノもシガーソケットはついていますし、時計機能もあります。バーハンドルはダンク独自の装備です。こちらは一長一短かもしれません。どうしても横幅が大きくなりますから、すり抜けしたい人にとっては不向きかも。私はすり抜けはめったにしませんので、こちらの方が好ましい。

逆にネガティブな点はあるかと言うと、こんなところでしょうか。

・構造上前かごがつけられない
・リアキャリアはオプション(私は社外品をつけました)
・タクトやジョルノについているパーキングブレーキ機能がない

この辺りは、人によっては気になる点かもしれません。私は気になりませんでしたので、ネガと言うほどではないかな。

私にとって、一番のネガティブは、これでした

・タイヤが滑りやすい

正直、原付二種を購入するまでのつなぎ目的で購入したバイクだったので、最後までタイヤ交換はしませんでしたが、このバイクと長く付き合っていくなら、標準装備されているタイヤは、交換した方が良いかもしれません。二輪と言う特性上、雨なんかで滑りやすいのは仕方ないのですが、それでも、ちょっとこのタイヤだけはいただけないなあ。雨だけではなく、
・マンホール
・側溝のフタ(鉄製)
・道路の白線
・縦ミゾ舗装
・カラー舗装
これ全部怖かった。マンホールや側溝のフタは致し方ないとしても、カラー舗装がヤバイなんて、どんだけだよ。

でも、おかげで、と言うか、道路の状況を観察して、慎重に運転するクセがついたので、良かったのかもしれません。でも、このタイヤでは、このバイクの最大の美点である剛性感を全く生かせていないので、もったいないというかなんというか・・・。

走りについては、他の50ccスクーターに比べれば、しっかり感はあり、推測ではありますが、法規を越えた速度域でも、安定したライディングが楽しめると思います。タクトやジョルノが、通勤通学や近所のお買い物に特化したバイクだとしたら、このダンクは、それに加え、ショートトリップなど、ちょっと遠出するにも耐えうるバイクとなるでしょう。

タイヤさえ交換すれば、長く付き合えるバイクだと思うのですが、50cc原付の、主に法に縛られる不便さに耐えきれなくなり、手離すに至りました。

50cc原付にまつわる奇々怪々な法律については、既に多くの先人によって語りつくされた感がありますが、私もちょっと言ってみようかな?
長くなるので、それは気が向いたら、別記事にでもしようかと思います。

最後に燃費。満タン法で複数回・・・と言うか50回以上の記録を取りましたので、かなり正確な値だと思います。

53.4km/リットル

これが私の燃費です。走り方は、エコ走行とは程遠い。ブワンと加速し、キキキと止まる。このバイク、アイドリングストップ機能がついておりますが、夜間走行の際にたまーに使用したくらいで、ほぼ使っていないと言い切れる。名古屋市内ばかり走ったので、信号は多い、渋滞は多い、と言う最悪の条件でコレですので、非常に良いのではないかと。

オイルはODO1,000㎞で交換、その後は約3,000km毎(オイルランプがつくタイミング)で交換。トラブルは一度だけエンジンがかからなくなった事が有(キックスタートもできず)。どうやらカーボン噛みが原因らしく、フューエル1を1/4本投入して応急処置。その後再発はせず。それだけです。

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