去る11月18日、三重県鈴鹿市、いすず庵にて「讃美の調べ」と言うタイトルで、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのトリオ編成でコンサートを致しました。(ヴァイオリン:岡田衣羅、チェロ:小林薫)
こちらのいすず庵というお店、外観からは、普通のうどん屋さんと言う構えを見せておりますが、中に入ると、立派なグランドピアノが鎮座しており、店内も、音楽の響きを意識した空間づくりがなされています。聞くと、店主が大の音楽好きで、ご自身でもピアノを嗜んでおられ、ショパンのエチュードなどを弾きこなしてしまうほどの腕前をお持ちとか。昔、イオンモール鈴鹿にて定期的にイベント出演をしていた時に、お客様からよく、こちらのお店の噂をお聞きしていたのですが、ようやく念願叶って、お邪魔する事ができました。演奏していて気持ち良い空間ですね。
キリスト教団体「主の香り家の教会」主催のため、演目は聖歌(賛美歌など)主体でしたが、「アルビノーニのアダージョ」やベートーヴェンの「大公」トリオなどのクラシック作品に加え、私のオリジナル「夢コイのぼり列車」も披露致し、おかげさまで、こちらにも多くの反響を頂くことができました。
この秋のイベントの中で、恐らく一番手間暇かけただろうな・・・。
ほとんどの演目で私がアレンジを手がけました。久しぶりに、ブラック企業よろしく、よる夜中寝る間を惜しんで五線譜と格闘致しました。大変ではあったけど、楽しさもひとしおです。さすがに疲労がたまり、本番前日に風邪を拾ってしまいましたので、今週は少しだけゆっくりしたいなあと思います。
最後になりましたが、来てくださったお客様、いすず庵の店主及びスタッフご一同様、主催の「主の香り家の教会」日比様。そして、共演下さった岡田さん、小林さんに、改めて感謝致します。本当にありがとうございました!