令和3年(2021年)も既に1ヶ月近く経っておりますが、年初1回目の更新となります。
当ブログのタイトルを「セレモニーピアニストの日々」と名付けて、かれこれ2年半ほど運営しております。私自身がセレモニーピアニストとして生活する日々を綴ろうと言う意図で名付けたのですが、実際にその趣旨に沿った記事を全くと言って良いほど挙げておりません。
ご葬儀の様子を記事にしようと試みた事もあったのですが、どう切り取ってもご遺族様(施主様)のプライバシーに踏み込んでしまいますし、そこを隠して記事にしようとすると何だか訳の分からないものになってしまい、上手くまとめられずに、諦めてしまいました。
演奏動画もアップしたいなあと常々思っておりました。これも本葬ですとご遺族様のプライバシーに関わってしまい、なかなかに叶わなかったのですが、このほど本葬ではありませんが、葬儀会館でのイベント演奏の様子がYou Tubeにアップされましたので、そちらを紹介致したいと思います。
三重県の鈴鹿市・津市・伊勢市にある4つの葬儀会館「きれい福祉会館」を運営する福祉葬祭三重さんが、毎年定期的に合同慰霊祭と言うイベントを開催しております。そちらでの私の演奏の様子が、この程公開されました。
イベント演奏ではありますが、ご葬儀の流れに寄り添った進行で、かつ演奏も、セレモニーの雰囲気に合わせたものになっておりますので、献奏と言う場での演奏の様子が良く伝わる映像になっております。
当日はフルートとのデュオ(二重奏)で、フルートを演奏しているのは、献奏社所属のセレモニープレイヤーの一人であるフルーティスト、中村友美恵です。
動画の中での演奏シーンと曲目は以下の通りです。
02:02から アンドレ・ギャニオン「愛につつまれて」(ピアノソロ)
04:08から 唱歌「もみじ」(ピアノソロ)
04:48から カッチーニのアヴェ・マリア(デュオ)
05:58から 森昌子「愛傷歌」(ピアノソロ)
08:14から 新井満「千の風になって」(ピアノソロ)
08:45から いきものがかり「ありがとう」(デュオ)
09:09から 片山健太郎「葬送曲『やすらぎの絆』」(ピアノソロ)
私自身、本葬の時とほぼ変わらない雰囲気で演奏しておりますが、本葬の時は、会場やご遺族様のお悲しみの様子に合わせて、これより情感を抑えたりする事もあります。
是非ともご覧下さい!