セレモニーピアニストの日々

片山健太郎

自転車

美味しい蕎麦を食べるために

投稿日:2018年12月12日


写真は2014年訪問時のもの

「丸富」

長野県は駒ヶ根市、中央自動車道駒ヶ根インターにほど近い山の中にある、信州そばのお店です。

私がこの店を初めて訪ねたのは7年前の2011年11月。その後、2014年3月、2015年6月、2016年2月の訪問記録が手元に残っています。

私は、実は「蕎麦の味」と言うのが、あんまり分かっておらず、そのくせ通ぶって、各地の「名店」と呼ばれるお店に、せっせと通ったりしています。単なる知ったかぶりの見栄っ張りです。許してくれぃ!

この丸富と言うお店も、私にとって、とってもお気に入りな店の一つですが、もう2年以上行っていませんので、そろそろまた行きたいなあと思っておりました。

12月初旬、3ヶ月ぶりの休日を取り、丸富を訪問する事を思い立ちました。時節柄、新そばにありつけるかもしれない。どうせ新そばと言われたって、私の鈍感な舌じゃあ分かんないでしょうが、いざ食せば、「やったあ!新そばやん、やっぱ香りが違うよなあ!」って、さも分かった風に唸るんだろうし、それをブログにも書くんだろうし、ついでにインスタにアップして、悦に入ったりするに決まっているんですよ。うーん楽しみっ!

行くと決まれば、できるだけ美味しく頂きたい(味音痴のくせに)。そのためには、うんと腹を空かせる事ですよ。空腹こそ最高のスパイスなり。

そこで、我がフェデラル(自転車)の出番ですな。

朝9時30分、飯田駅前の市営駐車場に、我がフェデラルを積んだ車を停め、そこから自転車で駒ヶ根まで行こうと言う算段です。天気は晴れ、12月の信州と言うのに、暖冬のせいで絶好のサイクリング日和になりました。こうやって自転車を積んで遠くまで来るのは8月以来で、ワクワクします。

ここから丸富までは徒歩ナビのルートで30km弱。アップダウンこそあるものの、私のひ弱な足腰でも2時間ちょっとくらいで行けそうです。ちょうど良い距離感だな、と、自身のプランを自賛しつつ、いざ、駒ヶ根を目指します。

飯田から駒ヶ根に向かう一般道は、天竜川の右岸の低地を行く国道153号三州街道と、中央自動車道に並行して走る伊那広域農道の二つが主なものです。天竜川の左岸にも県道が走っていますが、遠回りになるため考慮せず、往路を国道153号、復路を伊那広域農道と決めました。私は国道や主要道などの交通量の多い道路は苦手で、出来れば、古い街道のような1車線道をのんびり走りたいのですが、事前のリサーチが不足しているので仕方ありません。それでも、途中の松川町あたりまでは、脇道を見つけては入るを繰り返し、楽しい時間を過ごしました。

道すがら、元善光寺(坐光寺)を訪問。現在長野市の善光寺に安置されている阿弥陀如来像が、こちらに一時期安置されていたため、この名前がついています。お参りだけしてそそくさと後にします。

元善光寺のすぐ北側の一帯には古墳群が広がっており、高岡古墳群と呼ばれるそうです。私、少しだけ古墳には興味があり、今年の8月に自転車担いで行ったのも、奈良県天理市域に広がる古墳群の訪問が目的でした。古墳の話はいずれまた・・・。

寄り道をしたので、時計は11時近くになってしまいました。ここからは寄り道せず、一目散に駒ヶ根を目指すことにします。前述した通り、国道に並行した脇道を走っていますので、ゆっくりですが、とても快調です。ただ、残念ながら、脇道を辿ったのは途中の松川町まで。ここより北は国道との距離差が激しいため、国道を使う事にしました。

国道153号は、交通量が多い上に路肩が狭く、私にとっては地獄のロードです。加えて、上り坂もキツくなってきました。もちろん、天竜川を上流へと遡るのですから、上り坂なのは分かっているんですが、私のヘナヘナな足腰ではたちまちバテてしまい、速度がみるみる落ちてゆきます。

丸富は昼間だけの営業で、一応食べログには15時まで(ラストオーダー14時30分)と書いてあります。こう言うお店は早仕舞いもあるので、出来れば13時までには着きたい。でも、容易に速度が出せません。これは想定外でした。

7-8km/hぐらいのノロノロ運転で、バイパスの坂を上がってゆきます。朝方少し曇っていた南アルプスも中央アルプスもすっかり晴れ渡り、眼前に大パノラマが広がります。車だと一瞬で通り抜けてしまいますが、自転車ならこの風景を堪能できます。気持ち良い瞬間ですが、同時になかなか進まない足取りに、苛立ちを覚え出しました。

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