セレモニーピアニストの日々

片山健太郎

ウイスキー 食と嗜好品

最近試飲したハイランドモルトウイスキー 〜 アバフェルディ、アンノック、オーバン、オールドプルトニー、クライヌリッシュ、ダルウィニー

投稿日:2021年5月21日

久しぶりにひとくちウイスキーさんを利用して、スコッチモルトウイスキーを頂きました。

今回はハイランド地方のウイスキーばかりを6銘柄選んで飲みました。なぜハイランドで固めたかは・・・ただのノリです。

私の舌は非常に鈍感なので、30mlで全てを感じるのは不可能です。ここで試したウイスキーも、また別の機会に試せば、全く別の印象を受けるかもしれない。今回あまり印象の良くなかったアバフェルディも、また機会を改めて飲んでみたいと思っています。

今回もインスタグラムと連動した投稿です。

1.アバフェルディ12年

ねっとりと甘いが、ちょっと味わいが単調に思えた。この蒸留所をキーモルトとするデュワーズは、私の好きな感じだったため期待値が非常に高かったのですが、少なくとも今回に関しては若干の肩透かしを喰らった感を持ちました。

2.アンノック・ピーティーカッター

ユーチューバーのTENさんが、オフィシャルの10年でなくこちらを薦めておられたので、薦められるがままに飲んでみました。美味しかったです。アイラが海ピートならこちらは山ピート、かな?

3.オーバン14年

クラシック野郎は、どうしてもこのオーバン蒸留所とメンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」と言う曲を絡めて論じたくなる。年食ったオヤジが、バーでそんな事を語り出したら、まあ周囲にドン引きされるでしょう。オーバンじゃなくで、オージンだと・・・お後がよろしいようで。

    

4.オールドプルトニー12年

味わいは良かったが、ちょっと印象には残りづらかった、ただ、飲んだ後のグラスに、味わいに感じ取れなかったべっこう飴のような香りを残していて、それがちょっと面白かった。

5.クライヌリッシュ14年

多分、私の中で今回の6銘柄中のウィナー。甘いだけでなくスパイシーで華やか。色々な香味と風味が複雑に絡み合って、ああ良いウイスキー飲んでんだなと浸れそう。

6.ダルウィニー15年

完全に先入観が入っているが、冷涼な高原の雰囲気を思わせる、まさに文字通りの「風薫る」ウイスキー。あれ?どこかで聞いたことのある名前だな・・・。

今回飲んだのは、どれも非常に美味しく、それでいて、ちゃんと蒸留所ごとの個性を感じられる素晴らしいものばかりでした。クライヌリッシュを勝者としたのは、別に一番美味しかったからではなく、例の山猫に


「に"ぃゃあああぁぁぁっっっ!!!」

と脅されて忖度してしまっただけの事ですので(なんでや?)、他の銘柄だって等しく旨く、アンノック、オーバン、ダルウィニーあたりも是非ともボトルで買ってみたいと思わされた、そんな感じでした。

先日の記事(1万円のウイスキーを買うよ・・・多分)にも書きましたが、たっけぇウイスキーはこの6銘柄から選ぶ・・・かもしれませんし、選ばないかもしれません。でもハイランド地方の銘柄から選ぶ、と言うのは心に決めましたので、後は諭吉っつぁん握り締めて買いに行くだけ・・・。

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